チョコより甘い (後編)

 

 

 

チョコに塗れた濃厚なキスによって順従になったティファの服を少しずつ脱がしていく。
露わになった場所にチョコをつけてはキスと一緒に舐めとっていく。

「クラウド・・・」

「今年のチョコは・・・特別美味いな」

「・・・ばか」

遂に裸にさせると、自身の服を一気に脱ぎ捨てた。

カウンターのライトに照らされた白い肌。
その上にまたトロトロと溶けたチョコを垂らしていく。
ライトの所為で陰影がはっきり出たティファの体はひどく官能的で、これ以上ないくらいに男の本能を掻き立てた。

谷間に垂らし、舐めとる。
乳首に垂らし、舐めとる。
舐めるとチョコに隠されていた綺麗な色の乳首が現れるその様は、なんともクセになりそうだった。
そそり勃った乳首に垂らし、舐めてしゃぶりつく。チョコがなくなったあとも舐め続けた。

「あっ・・・んん・・・」

首にリボンを巻いて、されるがまま目を閉じ喘ぐティファ。

ああ、これこそ男のロマン。
実際やってみるとこんなに楽しくてこんなにいやらしいなんて。
下半身が勝手に爆発しそうだった。

足を開かせティファの大事な場所にチョコを垂らす。息を荒げ舐めとろうと舌を伸ばすと、ティファが慌てて手で覆い隠した。

「あ、ダメ、クラウド!まだ・・・あの、お風呂入ってないから・・・」

真っ赤な顔のティファの腕を掴んで引き剥がすと強引に顔を近づけた。

「それは是非とも堪能しなきゃな」

「いや、クラウド!やめて!汚い、から・・・!」

「汚くなんかない」

かけられたチョコごと陰部をベロリ舐める。

「や、だ・・・!」

ティファは体を強張らせて羞恥に顔を背けた。

いつもはしっかりシャワーを浴びてからだから。
初めてのティファの味をチョコの中に感じた。濃厚な女の味に夢中になって舌を這わせる。

「ああ、ティファ・・・。ここが一番美味い・・・」

「いや、クラウド・・・!」

真っ赤な顔を両手で覆ってイヤイヤをするティファの陰部を、チョコなんてなくなるまで、気が済むまで、そしてティファがイクまで舐め続けた。

 

 

「は・・・・・・は・・・・・・は・・・・・・」

クリトリスへの刺激で昇りつめたティファはカウンターに寝そべり体を細かく痙攣させ、たっぷり愛液を垂らしていた。
そのトロトロした粘液にチョコを混ぜ込むと、すべて舐めとり、飲み込んだ。

「ああ、ティファ・・・美味いよ・・・」

ティファを食べ尽くしている感覚に深い興奮と満足を覚えた。

ぐったりと体を横たえるティファの頭を撫でると、ティファはゆっくりと瞳を開いた。

「ティファも・・・チョコ、食べたいか?」

ティファは薄く開いた瞳で俺を見て、小さくコクリと頷いた。

俺はゴクと唾を飲み込むと、チョコを手に取り、自身の先端に塗りつけた。
ティファはよろよろと体を起こすとカウンターから降り、俺の前に両膝をついた。
オーガズムの直後でぼんやりした表情があどけないティファは、根元をそっと握ると目を瞑り、チョコを舐め始めた。

「・・・・・・」

赤い舌で、俺の先端につけられたチョコをソフトクリームを舐めるようにペロペロ舐めとっていくティファを見つめる。
舐められるだけじゃ物足りなそうに、はち切れんばかりに膨らんだ俺のものを愛しそうに愛でるティファ。

「・・・・・・美味いか?」

「・・・うん、美味しい・・・もっと食べたいから、つけて・・・」

「ああ・・・」

チョコを垂らすと、ティファは可愛い唇を大きく開き口に含んだ。

「ん、ふ・・・」

鼻から甘い声を出しながらしゃぶりつき、根元を掴んだまま唇と舌で俺をしごいた。

「う・・・」

思わず声が漏れた。
暖かなティファの口の中で快感が膨らんでいく。勝手に腰がヒクリと跳ねた。
プハ、と口内から俺を解放すると、頬を真っ赤にさせながら右手で前後にこする。
しごきながら出てきた透明な液を舌先で舐めとり、吸ってくれた。

「気持ち・・・いい?」

「ああ・・・最高に気持ちいい・・・」

うっとりした顔の俺に嬉しそうに微笑むと、再び口に含み愛撫を始めた。

「ん、ん・・・」

唇で激しくしごいたり、愛しそうに指で撫でたり。
どんどん固くなる俺のものに陶酔しているように真っ赤な顔で奉仕を続けるティファ。
俺のペニスを咥えながら、明らかに興奮しているティファにゾクゾクした。
きっとまた脚の間をトロトロにしてるんだろう。
触ってあげようかと思ったとき、またいいことを思いついた。

「ティファ・・・・・・また俺、舐めたいから、チョコ・・・塗っておいてくれるか」

指から指にチョコを垂らし渡すと、口を放しティファは戸惑いながら胸の膨らみの上部にそっと塗りつけた。

「違う、俺のを咥えたまま。乳首に・・・」

「・・・・・・もう」

俺のいやらしい要求に小さく文句をこぼしながらも大人しく従い、再び口に含むと指先のチョコを自身の乳首につけた。

「もう一回」

ティファにチョコを渡すともう一度やってもらう。
ティファの指先が乳首をなぞる様を見つめた。

「もう一回・・・もっと塗りつけて」

「・・・もう・・・本当にやらしいんだから・・・」

俺のものを舌に乗せたままもごもご文句を言うティファ。言いながら瞳を潤わすティファはこの妖艶な雰囲気にのまれたまま指先で乳首を刺激し始めた。

「んん・・・」

身をよじるティファ。
綺麗な形の乳房がティファの指先の動きによってふる、と揺れた。

「はぁ、は・・・はぁ」

目を閉じ、俺のものを咥えながら自分の乳首を愛撫するティファに息が乱れた。
チョコを塗り終えても止まらないティファの指。
初めて見る、ティファが自らを刺激している姿。
興奮と共に快楽が膨れていく。

「ああ、ティファ・・・下にも・・・塗ってくれ」

ティファは涙で潤んだ瞳でこちらを見上げ、目を伏せると何も言わずに指にチョコを絡め、脚の間に塗りつけた。

「ん・・・」

クリトリスを掠めたか、身を捩るティファ。

「そのまま、塗り続けて。こすって・・・」

言われた通り、フェラチオを続けながら脚の間で指を小さく揺らすティファ。

「ん、ふ・・・ふ・・・」

頬を真っ赤に染め上げながらクリトリスをこすっているのがわかった。

(ティファの自慰・・・)

瞬きも忘れ、見つめる。

「はぁ、はぁ、はぁ・・・」

バカみたいに息が荒くなる。
だんだん早くなる指の動きを見て、一気に昇りつめそうになる。

「あぁ、ティ、ファ・・・!」

焦る俺の声が聞こえないかのように、行為を続けるティファ。

「あぁ・・・あ、あぁあ・・・ティファ!」

膨れていく快楽が破裂し、頭の中が白くなる。

「う・・・あぁっ」

ティファの暖かな口内に、何度も噴出する欲望の猛りを注ぎ込んだ。

 

 

 

「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・」

白んでいた頭にゆっくり意識が戻ってくる。

「ん、く・・・」

苦しそうな顔で喉を鳴らすティファ。
指で唇を押さえ全て飲み干すと、はぁ、と震える息を吐いた。

「ティファ・・・」

余韻に頭をぼんやりさせながらも、俯いたままのティファの顔を覗き込むと、涙をいっぱい溜めた瞳が薄く開いた。

「だ、大丈夫か?水、飲むか?」

慌ててグラスに水を入れて渡すとティファは素直に受け取り小さくコクンと一口飲んだ。

「・・・ありがとう」

火照った頬のまま微笑むティファ。
その健気な様子にキュンと胸が締め付けられた。

「その・・・チョコ舐めるか?口直しに・・・」

ティファはクスリと肩を揺らした。

「平気よ。大丈夫」

ふわりと抱きついてきたティファを、しっかり抱き締め返した。

「ティファ・・・」

愛おしくてぎゅうぎゅう腕に力を込めた。

「ありがとう」

俺の言葉に、耳元で再びティファがクスリと笑う。

「なんか、変だね」

「何がだ?」

「さっきまであんなエッチな要求してきたくせに」

「・・・ああ、いやらしかったな・・・ごめん」

さっきのティファの指の動きを思い出し、ドクンと胸が鳴る。
あれは・・・やばいな。
何度も思い出しては興奮してしまいそうだ。

「・・・・・・・・・」

「・・・クラウド?」

一瞬ぼんやりした俺に首を傾げるティファにはっと視線を戻す。

「そうだ。せっかく塗ってくれたんだからちゃんと食べないとな」

「え?」

「まずココ」

最初にティファが塗りつけた胸の膨らみの上部にあるチョコの跡に舌を這わす。
舌を尖らせて、ぐりぐりと強く擦った。
肌の弾力を楽しんでから、その下の乳首につけられたチョコまで舌を滑らせた。

「ク・・・クラウド・・・」

舌を硬くして円を描くように乳首を刺激するとティファの体が跳ねた。
ぷにぷにと舌に絡みついてくる肌の感触とチョコの甘さ、それにティファの小さな喘ぎ声にゆっくり脳が蕩けていく。
さっき吐き出したばかりなのにふつふつ湧いてくる欲望に我ながら呆れる。
勝手に指がティファの脚の間を弄りにいく。

「あっ」

小さな声が漏れた唇を唇で塞いだ。
ゆっくり、ゆっくり舌を絡める。
唇と唇を擦り合わせるように。

「ん・・・ふ・・・」

この可愛い声がもっと漏れ出すように。
たっぷり溢れた愛液を絡めて、ティファのヒダを優しく撫でる。
蕾には、たまにしか指が触れないように。

「ん・・・ん・・・」

その切ない刺激にティファが身を捩る。
物欲しそうに、キスがだんだん激しくなる。

「欲しくなってきた?」

答えなんてわかっているけど。
思わず聞くと、ティファは潤んだ大きな瞳でじっと見つめてきた。
頬を真っ赤にさせて。

「うん・・・」

消え入りそうな小さな声。
自分で聞いたくせに、理性の糸がプツリと切れるのにはそれで十分だった。

 

 

 

チョコを舐めとるという口実で散々いたぶり、これ以上ないくらい硬くなった蕾に興奮した俺は、愛液でトロトロになったティファの中へ深く自身を沈めた。

「うぅ」

身震いする程の快楽に思わず喉を反らせ、体が勝手に動くに任せてティファを突き上げた。

「あっ、あっ、あっ!あぁ、あっ!」

チョコの油と俺の唾液で身体中ぬらぬら光らせて、ライトの下で激しく揺れるティファ。
両の乳首をキュウと摘むと、高い声を上げて俺のものを締め付けてくる。
その締め付けに抗い、更に激しく、深く突き刺す。
ピストンのスピードを上げながら蕾をすり潰すと、ティファが快楽に仰け反る。

「ああ、だ、め・・・!クラウ・・・ド・・・クラウド・・・!」

「ティファ・・・あぁ、ティファ・・・」

頭の中で火花が散る。
快楽に支配された頭と体で、思うようにティファを揺さぶった。

「いっちゃう」とすすり泣くティファが遂に甘い悲鳴を上げている間も、果ててからも、一瞬も休まず突き上げ続けた。
息を乱したティファが朦朧としながら喉を反らせて二度目の絶頂を迎えたとき、俺も、気を失いそうな快楽に目を瞑った。

 

気がつくと、冷たい床の上で二人抱き合っていた。
脚の間からトロトロ白い液を垂らしながら、ティファはぐったりと俺の胸に体を預けていた。
抱いた肩がひどく冷えていることに気づき、意識が急速にはっきりとする。

「ティファ」

「・・・・・・」

目も開けないティファを小さく揺さぶる。

「おい、ティファ」

「ん・・・?」

相変わらず目を瞑ったままで小さな返事をするティファ。

「体が冷えてる。風呂に行こうか」

「・・・うん」

気乗りしない様子のティファを抱きかかえ、二人抱き合ったままヨタヨタ浴室へ向かう。
まだ目を瞑ったまま抱きついているティファの肩に熱いシャワーをかける。

「ティファ・・・眠いのか?」

「うん・・・」

「体、洗っちゃおうな」

「うん・・・」

眠くてしょうがない子どものようなティファに思わず口元が緩む。
そうだよな、一日忙しく働いて、こんな時間まであんなに激しく抱かれて。

「ごめんな、無理させて」

「え?」

やっと目を開いたティファの体を手にとったボディソープの泡で包んでいく。

「今日忙しかったって言ってたのに、無理させた」

「そんな・・・平気よ」

「お詫びに、キレイにするからな」

小さく笑うティファの体についたチョコと俺のつけた汚れを流していく。

一番汚した脚の間を洗うとき、泡でこするとティファの腰が小さく跳ねて、思わず口角が上がった。

「感じちゃダメだぞ」

「もう・・・ばか」

二人クスクス笑い合うと、シャワーでティファをしっかり暖め抱き合った。

「わたし・・・嬉しいよ」

「え?」

「クラウドがわたしのチョコを欲しがってくれることも、わたしのこと・・・求めてくれることも」

見ると、ティファは頬を染めて微笑んだ。

「これからも毎年クラウドが欲しがるような美味しいトリュフ、作るからね」

照れ隠しか、チョコのことだけを言うティファ。
可愛いティファに胸が暖かくなる。

「俺は・・・」

「うん?」

「毎年今日みたいな“トリュフのティファ”でも構わないけど」

ポカリと頭を叩かれ、期待通りのティファの反応に笑みが零れる。

「好きだ・・・ティファ」

指を絡めた。

「バレンタインは女の子から告白する日よ?」

「いいんだ」

暖かいシャワーの中、ティファを抱きしめた。

きっとこの街で、俺ほど幸せなバレンタインを過ごせる男はいないだろうな、なんて、ふと思った。

 

 

 

FIN

 

よかったねクラウド!
かなり久しぶりの更新がやっぱりエロスになってしまいましたみなさまごきげんよう!
バレンタインだし何かかきたいな〜と思ったところふとティファにチョコをかけてはぁはぁしてるクラウドが浮かんでしまって・・・(笑)
本当はイラストで描きたかったんですが寝る前にポチポチ打つ時間しかありませんでした。子育てって忙しい・・・。
とりあえず久しぶりの更新ができてよかったです!

↓管理人のヤル気が出ます↓
お返事はMEMOにて

 

 

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